英語英文学科

伊東 武彦

伊東 武彦 (いとう たけひこ)

プロフィール

伊東 武彦英語教育学と異文化間コミュニケーションが専門です。
英語教育学では、1)教授法、2)カリキュラムデザイン、3)教材論、4)評価、5)教師論、6)外国語教育政策、7)異文化間コミュニケーションなどのテーマのもとに、英語教育のあり方を研究しています。これらの研究を基に、優れた英語教師を育てることに力をそそいでいます。
異文化間コミュニケーションでは、1)ターン?テーキング、2)ハイ?コンテクストとロー?コンテクスト、3)アサーティブ?コミュニケーションなどのテーマのもとに、異文化間コミュニケーション能力を向上させる方法を研究しています。

[ E-mail ]interactive@otsuma.ac.jp

主な著書?論文

  • 「仮想接触仮説の可能性と今後の課題」『大妻レヴュー』第54号、75-87、2021年
  • 「映画『グリーンブック』の分析に基づく接触仮説の有効性」『大妻レヴュー』第53号、105-116、2020年
  • 「Persuasive Writing の指導と評価」『立教大学教職研究』第34号、45-55、2020年
  • 「「やり取り」が求める指導とその評価」『大妻レヴュー』第52号、65-78、2019年
  • “A Suitability Evaluation of Textbook Contexts Introducing Grammar” Otsuma Review No.50,97-112.2017
  • “Analyzing Turn-Taking Behavior in Japanese and English Films” Journal of Intercultural Communication No.18, 35-48, 2015.
  • 「多文化都市ロンドンのサマー?リーディング?チャレンジ」『大妻レヴュー』第46号、85-96、2013年
  • 「減少する異文化間コミュニケーション?トピックス」関東甲信越英語教育学会紀要『KATE Bulletin』第24号、95-106、2010年
  • 「コンテクストを伴う文法指導」『大妻レヴュー』第43号、69-83、2010年
  • 「異文化間コミュニケーション?トピックのカテゴリー化」『大妻レヴュー』第42号、73-82、2009年
  • 「TOTOROにみる日英語不対応」『大妻レヴュー』第41号、53-65、2008年
  • 「英語使用と人格変容」『大妻レヴュー』第40号、95-108、2007年
  • “The Effect of Assertion Training on the Speech Behavior of Japanese EFL Learners” JACET Journal vol.44,43-58, 2007.
  • 「構成主義によるCLT再定義」『大妻女子大学紀要-文系-』第36号、47-56、2004年
  • 「ソクラテス計画とEU各国の外国語教育政策」『大妻女子大学紀要-文系-』第35号、27-38、2003年
  • 『新しい英語科教育法―理論と実践のインターフェイス―』(共著)、現代教育社、2002年
  • 「中学校英語教育におけるメディア利用全国調査」、語学ラボラトリー学会(LLA)機関紙『Language Laboratory』第37号、163-189、2000年
  • 「英国の外国語教育政策転換とその経緯: スワン?リポートに見る「多元主義」と「同化主義」の葛藤」、駒沢女子大学『研究紀要』第7号、1-8、2000年

担当科目

  • 異文化間コミュニケーション1、2
  • セミナーⅠ、Ⅱ、Ⅲ、Ⅳ
  • 卒業論文
  • 英語科教育法2
  • 教育実習指導
  • 英米文化(言語)
 ※ 講義内容は次のリンクより、シラバスページにアクセスし、教員名で検索してご確認ください。
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ゼミの紹介

教員から

伊東ゼミ写真伊東ゼミ写真もし、あなたが “You look great in that dress!” (そのドレス、とても似合ってるね) とほめられたら、どう答えますか? 多くの日本人は、 “Oh, no … not really.” (そんなことないよ) と否定するでしょう。それが日本の文化では謙虚だとされます。しかし、英語の文化では “Thank you.” とお礼を言うのが一般的です。人をほめるのは、その人に好意的な気持ちを持っているからです。ほめたことを否定されると、好意も拒絶されたように感じられます。このような習慣を知らなければ、英語で適切にコミュニケーションすることはできません。

人々が国境を越えて異なる文化の人々と交流する機会が飛躍的に増えています。それにつれて、外国語学習?教育と、異文化間コミュニケーションの研究の重要性が世界的にますます認識されつつあります。外国語学習とは、単に単語や文法を習得することではなく、異なる文化の人々とのコミュニケーションを通して、人が新たなアイデンティティーと世界観を築く過程でもあります。この考えに立って、伊東ゼミでは「英語教育」「異文化間コミュニケーション」を中心テーマとします。発表と討議の場を多く持ち、学生が自分の意見を発表する力を高めることに力を入れています。

学生から

伊東ゼミ写真伊東ゼミ写真

  • 国際交流をして、異文化間コミュニケーションを実践しています。
  • 英語教師としての基礎を学べます。
  • on とoff の切り換えがはっきりしたゼミ合宿。
  • 先輩、後輩に壁がなく、みんな仲良しです。
  • 全員が全員を尊重しているので、個性を伸ばすことができます。
  • 卒論にしっかり取り組み、達成感を味わおう!
  • 話し合いやディベートの場が多いので、自分の考えを相手に伝える力が身につきます。
  • 視野が広がり、新しい価値観を持つことができます。
  • 一緒に外国人への街頭アンケートをしませんか?

過去の卒論タイトル

  • 中学生に対する音読?シャドーイングの指導効果
  • 語るべき内容を持たせるスピーキング指導
  • 日本語話者と英語話者の感謝ストラテジーの相違
  • ジャーナル?ライティングが発表語彙力の増加に及ぼす効果
  • 「フルハウス」のダニーにみるアサーティブ?コミュニケーション
  • 推論発問と協同学習は読解をどう推進するか
  • 英語学習における音読の効果
  • 日米の家庭におけるアサーション教育の相違
  • 留学が自己肯定感に与える効果