大妻女子大学図書館所蔵　日本文学?国文学貴重資料

9.梶井基次郎原稿「秘やかな楽しみ」

大正11?12(1922～1923)年ころの作品。ノート（縦16.9cm、横20.6cm）にブルーブラックインクで書かれている。梶井基次郎の代表作といわれる「檸檬」（「青空」大正14(1925)年１月）のモチーフとなるものがここにみられる。大正12(1923)年秋と推定される「瀬山の話」の草稿には、この詩を散文化したと考えられる場面がある。

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